何年か前に、パリの展示会で、IFF出展の常連さんにお会いしたときのことです。
「やっぱりパリの展示会は違いますね。IFFはやめて、これからはパリの展示会一本でいきますよ」と言われてしまいました。
ところが、その会社は、2年もしないうちにパリの展示会から姿を消してしまいました。
海外の展示会に出展し続けるのは、そう簡単なことではないということでしょう。
一方、知り合いの日本在住デザイナーAさんは、2000年9月から、毎年2回パリの展示会に出展しつづけ、当初は注文がゼロでしたが、いまではパリの百貨店をはじめ、世界中のバイヤーを相手に創作活動を行っています。
出展料金、渡航費、宿泊費、通訳費を年2回払うのは、小さな会社には大変なことです。しかし、固い信念、仕事上の創意工夫などの条件が整うと、中堅企業でさえ継続できないことが、3人ぐらいでやっている会社にでも、できてしまうということのようです。
話しがそれますが、公的助成金のようなものを利用して、海外の展示会に出ている人の話を聞くと、固い信念が感じられないことが多いのは、世界共通のようですね。
もちろん例外はありますが、自費で出展しているひとの話しを聞くと、迫力が違います。
さて、「繊研新聞 月刊CD−ROM」の2002年10月版をお持ちのかたは、プルミエールクラスで検索してみてください。A社の記事がでています。いつか海外の展示会に挑戦しようと考えている方には、参考になると思いますよ。 |